あなたは意識やイメージ、呼吸や心理などのメンタル面が、
自律神経を通して 身体の動作や身体の機能にどの位の影響を及ぼしているかご存知でしょうか?
当サイトでは主に武道やスポーツなどの例を上げ「体幹操作法」を解説します。
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こんにちは
「体幹操作法」の中山です。
さて、「体幹操作とチカラのベクトル 呼吸力のすすめ」
について、
相手が攻撃をしても、チカラのベクトルを高める修行をした人から、
攻撃を受けられると攻撃した方のチカラが、
吸収されたように力を出せなくなるのは何故か?(力の吸収)
また、頑張って攻撃しようとする気持ちが萎えてしまい、抵抗できなくなるのは何故か?
これには色いろと囁かれていますが、どれも的を得た解説は見当たらず、
ただ興味本位の推測で語っている人が多いですね。
例えば、師弟関係が故に「暗示が掛かっている」
行動心理学の「条件反射」によって倒れている・・云々。
そうですね、実際に「暗示も条件反射」も使いますので、
どれも間違いではありませんが、しかしそれだけではありません。
ただ、暗示を掛けても条件反射を使っても、
これが出来ていなければ困難という「核」になるものがあります。
あのように相手を意図も簡単に倒すのは、この核とも言える
「体幹の操作」に暗示や条件反射を加えて技を使うのです。
どこまで伝わるか解りませんが、
この現象を私なりの理論で解説してみようと思いますが、
重要なのはチカラの発生源が遠くにあるということ、つまり手に作用させる場合なら、
手の筋力ではなく手から離れた部位から力を起動させることです。
この原理をここで説明すると、非常に多くの紙面を要しますので、
この詳しい原理については「体幹操作法」の教材を参照して頂ければ、
そのチカラのベクトルや習得法など全容が理解できると思います。
受け技に例えれば、
普通に受けると攻撃する相手の手や腕をはじいて「攻撃のベクトル(力の吸収)」
を他へ剃らして自分への狙いを外そうとする訳ですが、
ただはじかれても相手の大勢は崩れていませんので、相手の二手目の攻撃を食らう。
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