そもそも身体の使い方とは何でしょうか?
元々私たちの身体は特別に筋トレで筋肉を強化しなくても、
自然の生活の中もしくは取り組んでいる分野(武道やスポーツ)
の動きの中で鍛えられる筋力が一番身体に適している訳です。
現代では文明が進むにつれ、
生活の中だけでは必要最低限の運動を確保することが非常に難しくなりましたし、
試合や競技の 影響または普及によって、試合や競技に勝つために
必要以上の筋力を身に付けなけば ならなくなりました。
それを求める人がやることだから、
それはそれでいいとしても筋肉を必要以上に強化することにも、
リスクがあるということを知るべきだと思いますし、
果たして効果はどうなのか健康被害はどうなのか。
まず、肉体を鍛えて鋼のような身体を作れば強くなるというのは、
一つの幻想に過ぎないという専門家もいますし、
広く運動障害やスポーツ障害を訴える医師たちも少なくありません。
つまり試合や競技に合わせた筋力強化をするということは、
まさしく自然な身体作りからは逸脱している訳ですし、
例えば健康を求めて過剰な筋トレを行うということは、それ自体がナンセンスだとも言えます。
競技に人生を掛けているアスリートや選手たちは、
世界を目指すため競技に勝つための、過酷な筋トレやトレーニングが必要です。
しかし彼らは身体を犠牲?にしてまでも栄光を掴みに行く覚悟が決まっています。
私がここで言ってるのは「その覚悟でやりますか?」ということです。
世界どころか町内会で一番を目指している人が、自分の身体をある面犠牲にしてまでも、
町内一を目指していく覚悟があるんでしょうか?
少し言ってることがズレてきていると、思われているかも知れません。
しかし私が目にする人の中には沢山います。
つまり、健康のために運動をしているにもかかわらず、
運動障害などの健康被害が生じている人たちなのです。
あなたは自分の身体を犠牲にして、世界一を目指しているのでしょうか?
今行っているトレーニングが、心身の健康のため身体のためにも
適切なトレーニングなのでしょうか。
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