現代でもよく聞く話ですが
「自己肯定感」の高い人や「自尊心」を強く持っている人ほど、
世の中で自分の成功を納めた人や何かを達成した人に多い、
また達観に至る人も多いということもまた事実のようです。
私たちは忙しさに、自分を見失うことなく「自分を観つめ直す時間」を持つ生き方、
つまりイントロスぺクション(内観法)をもって、命(時間)の価値を問い直す必要があるのです。
少なからず「内観法」を実践している人の中には、
時間に価値とゆとりを見い出して生きている人が非常に多いということも事実です。
お釈迦様が教えるイントロスぺクション(内観法)は
「答えは外ではなく内に秘められる」ということですが、
私たちの多くは自分以外に回答を求めようとする人が、圧倒的に多いのも事実なのです。
私の場合「呼吸法と内観法」を同時に行うことが多いのですが、
限られた時間に身を任せて一心に内へ内へと深く内観すると
自然に呼吸が深くなっていくのを感じます。
そういう経験を経て「呼吸法と内観」が繋がったという訳です。
呼吸が深くなれば、徐々に「自分は何者なのだ?」
「自分は何しに生まれでた?」など、普段はあまり考えもしないことが、
まさに内なる疑問や質問が溢れてくるのも不思議な感覚になりますが
「内側にはすべての答えがある」と言われていることもあり
「内観法や呼吸法」でしか感じられない感覚かも知れません。
時間に追われ、日々忙殺されながら生きている私たちは、
言い換えれば、周囲の景色をゆっくり眺めることも出来ず、
何かに追われて「生き急いでいる」とも感じることがあります。
「何のために生まれてきた?」のでしょうか。
この世の中で自分の時間(命)を、深く味わいながら悠々と生きてる人は一体どのくらい
いらっしゃるのかは判りませんが、それほど多くないことは確かなことだと感じています。
私たちの脳を含む内部は「Q&A形式で人生の問題」
を解いていくように作られていると、何かで読みどこかで聞いたことがあります。
内観法で深く心を鎮め、内なる自分へ質問しながら、
余裕をもって生きる暮らしは如何でしょうか。
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