あなたは意識やイメージ、呼吸や心理などのメンタル面が、
自律神経を通して 身体の動作や身体の機能にどの位の影響を及ぼしているかご存知でしょうか?
当サイトでは主に武道やスポーツなどの例を上げ「体幹操作法」を解説します。
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こんにちは
「体幹操作法」の中山です。
さて、「体幹操作と潜在意識への挑戦 想像力のすすめ」について、
満月を鮮明に映す湖面のように、透き通った波立たない心で相手と対峙すれば、
相手の心をを読むこともできる・・よく書物などに書かれている「明鏡止水」のお話です。
(無意識)にも自分のこと
(身体のみしか見えなければ)私たちは自分勝手な動きしかしません。
しかし、相手の心や(無意識)が明鏡止水の如く映って見えれば、
相手がしようとすることも考えていることも一瞬にして見通すことができる・・
このような「極意」の解説をした書物、または教えがありますが、
私はこの説明や話には懐疑的な考えを持っています。
確かに理想ではありますし、「極意」という神秘的な演出や「超人的」
という印象を与える力にはなるでしょう。
私も当時の師から実際にそう教えられてきた一人です。
私の場合は懐疑心が強かったせいもあって、にわかには信じられませんでしたが、
その場は云われる通り「座禅や瞑想、呼吸法」を行いながら明鏡止水の境地を目指しました。
しかし、私の能力的なせいだったのか、
相手と対峙した闘いの中で「明鏡止水」の境地に至ることは出来ませんでした。
が、しかし「座禅や瞑想呼吸」を長年行う中で「明鏡止水」とは違った境地に至ったのです。
例えば、対峙した相手の中心に入って、
その中心を浮かせれば相手は一瞬動きが止まってしまいます。
どっしりと構えた相手を、動かしたり倒したりするのは先ず不可能に近いのですが、
身体を浮かされてしまえばどうでしょう。
どっしりした相手には技も掛かりません。
掛かったとしてもそれは力で強引に掛けた技ですので、真の意味では技とは呼べない
代物ですが、
意識や条件反射を使って相手の重心を崩すことを発見したのです。
これは神秘的な心を「明鏡止水」の境地になるまで、
修行する必要もなく科学的な「深層心理学」を学ぶことによって可能です。
人間の行動心理や脳を騙す(錯覚)させる科学的な手法と
武術的な要素を組み合わせたに過ぎません。
例えば、あなたも容易に想像が付くとは思いますが、
いきなりあなたの喉元に刃物を突き付けられたら、どうなりますか?動けませんよね、
一瞬身体が凍り付いて(居付く)動作が止まりませんか。
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