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  体幹で操作したナンバ歩き



こんにちは
体幹操作法」の中山です。

体幹で操作したナンバ歩き

「それは知ってます。」
セミナーで話していると、時々こういうことを言う人がいます。若かった頃の私は・・
「知ってるだけじゃ意味ないんだよ!」>・・ でも、今になって少し訂正すれば・・
「半分は意味がある・・」と。

・あなたは知ることで満足するタイプですか?
 それとも、
・できるようになるまでやらないと納得しない人ですか?

「知ってる」だけじゃ中途半端・・「できる」だけでも的確に伝えることができない。 ですから、人から何かを学べる人は「知って」いても「知ってる」とは言わない。
もう一方の「できる」 を学ぼうとする意欲があります。

世の中は、相反するもの同士が一つになった時に、大きなチカラを発揮し、完成形に近付く訳です。 ですから、私も「知ってる」だけを書くのではなくて、「できる」ことも実践した上でこれを書いていますので、

どこからか仕入れてきた薄っぺらい頭の中の情報だけをあなたに伝えているわけではありません。 なので、真剣に読んで取り組んで頂ければ光栄です。


  体幹の骨盤右側が前に出て、一歩右足が前に出るという歩き方だった。



ということで、
前置きはこのくらいにして、今回は歩き方「ナンバ歩き」 について語ってみますね。
「ナンバ歩き」っていう言葉は聞いたことありますか?
明治までの日本人は皆な「ナンバ歩き」だったと言われています。

明治から西洋文化が入ってきて、西洋に憧れが強かった日本人は、西洋のものはすべてが輝いて見えたようですね。 歩き方についても、軍隊の行進を皮切りに一般人も現在の歩き方に半強制的に矯正されたようです。

こんな説が有力ですが真相はどうなんでしょうね。 とにかく、明治頃から日本人の歩き方が変わったことは確かなようです。

では、現代人の歩き方はというと、先ず骨盤を含めた胴体(体幹)は、推進方向に向けたままであまり動かさず、 脚の根っこ「股関節」から先を動かして歩いいます。

つまり股関節を支点にして体幹を固定した形で、股関節から先の足で歩いているんですね。 現代ではこれが常識的な普通の歩き方ですよね。

しかし、明治以前の日本人の歩き方はそうではなかった。例えば、右足を前方に進めるとき骨盤の右側が前に出て、 一歩右足が前に出るという歩き方でした。(ナンバ歩き)

もう少し具体的に言うと、右足を一歩進めるために股関節を支点にした足の出し方ではなくて、 骨盤そのものから前方に出して足を前に進めていた訳です。 当然、その時の支点は股関節ではなく、腰椎の3番辺りが支点だったということです。


  西洋は相手を突くのに対し、日本刀は体幹で引いて斬ります。



諸説ありますが、
武士が刀を腰に差し、それを抜く際、抜いた刀を敵に向けたまま間を詰める際の歩法。
下半身(下丹田)が先に動いて前進する、少し時間遅れで上半身(中丹田)が付いて動きます。 (ナンバ歩法)

特に日本人は農具の使い方、またはノコギリの使い方も、西洋など諸外国とは真逆の使い方をします。 剣の使い方も違います。西洋のサーベルは、主に相手を突くことに対し、日本刀は主に体幹で引いて相手を斬ります。

ここでは簡略化して「ナンバ歩き」をお伝えしてますが、要するに「ナンバ歩き」 とは、股関節を支点にするのではなく、骨盤を交互に前方に出して歩く。
武道の心得がある方なら解ると思いますが、「順と逆」の動きの違いですね。

空手で言えば「順突きと逆突きの例ですと、順突きとは、前に踏み込んだ足と突きが 同側であるのに対して逆突きは前足と突きが異なる。

つまり、下半身と上半身を捻らないのが順突き(ナンバ動作)下半身と上半身を捻りを使うのが逆突き (西洋式動作)

(元々空手も順突きだけ、逆突きは後に追加された説)
順突きの形が「ナンバ歩き」の形なんですね。 で、「ナンバ歩き」と「現代の歩き」 って形が違うだけで他に何がちがうの? という疑問がでると思いますので、これからそれを解説しますね。

ナンバ動作がすべて良くて、西洋動作が悪いという訳ではなくて、一長一短それぞれが持っている訳で すので、その点誤解なく。


  体幹(ナンバ)で走る飛脚に気付かず、ぶつかって大怪我をした通行人。



ナンバ歩法の長所は「推進力、前方への力」が現代歩法とは まったくちがうという事が言えます。 昔の「飛脚」は一日に150〜200kmも走っていたという説がありますが、夜提灯を持って走る 飛脚に気付かず、ぶつかって大怪我をしたという通行人が続出したという説もあります。

20〜30km以上の速度で走る車に衝突された位の衝撃を受けたのではないかと思われます。 恐るべし、ナンバ歩法・・「ホントかウソか」実験してみることにしました。

以前、セミナーの中で「ナンバ歩き」をテーマに話し、実際に現代の歩き方と「ナンバ歩き」には、 どれだけの衝撃力の違いがあるのかを実験しました。

あなたも是非やってみて下さい。
先ず、2人が横に並んで手を伸ばして互いの手を繋いで「通せんぼ」の形を作ります。

つまり互いの繋いだ手で「ここからは通っちゃダメ!」という関所を作って通ろうとする人を 通さないように阻止します。

その関所に向かって、先ずは現代の歩き方で関所を突破しようと歩いて行きます。
結果は何度やっても、2人が両手を繋いだ関所に阻まれて通ることができません。
(止められる)

次に「ナンバ歩き」で関所を通ろうとしてみて下さい。
どうですか・・意外と簡単に関所破りができるでしょ? しかも両手を繋いだ2人が引きずられてしまう力で。

これだけの推進力の違いがあるんですね。なので、日本武道では「ナンバ歩き」ならぬ「ナンバ歩法」が動き方の基本として あるのです。

このように足元にある素晴らしい日本文化を、西洋文化に憧れるあまりに、すべての東洋文化が古い とばかりに捨てさられてしまったんですね。

「国家の品格」の著者である数学者 藤原 正彦氏は、著書の中でこのような意味のことを言っています。 ”日本人の美学「惻隠の情」という武士道の精神を、今日本人は思い出さなくてなならない。 また、会津藩の「什の掟」の武士道精神である「ならぬことはならぬのです」

我々日本人は、今こそ一度この精神に立ち戻らねばならぬ・・とも。

武士道の「惻隠の情」とは、敗者を思いやる心、勝者は敗者の前でガッツポーズなどはしては いけない。(現在の剣道でも勝者がガッツポーズをしてはならない)もし、やった場合、即座に勝ちを取り消される。

本来武道は、たとえ勝っても敗者の心を思いやらねばならないのです。現代の武道と称したものの中には、敗者の思いや痛み を思いやる心など伺えません。

武道とスポーツの間には、身体面においては同じように見えていても、このような精神の違いがあるのです。



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