体幹の精密な動作の確立 | 体幹操作法 中山明三Official Site

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  体幹の精密な動作の確立


 

多くの人は自分の身体さえ充分には使いこなしていません。
体幹精密な動作の確立とは・・

自分の身体(五体)だけを使って、他を無視した身体の使い方をしているのが、 ほぼ [すべての人間の体幹、身体の使い方] になります。

それを詳しく解説すると、恐ろしく長い文章でも語り尽くせないかも知れませんので、ここでは簡単にそれについて解説 してみます。

一般の体幹、身体の使い方は、例えば「物を取る場合」ではどうでしょうか? 肩や腕の筋肉を 中心にそれらを上手く伸縮させながら「物を取るという作業」を無意識で行っています。

もう一つ例を上げれば、相手を押したり引っ張ったりする動作はどうでしょうか?  これも腕や肩、少しだけ背中などの筋肉を使って「押したり引いたり」をほとんどの人が行っているのではない でしょうか。


このように私たちが、生まれて間もなく両親や身近な人たちから影響され、脳にすり込んで しまった身体の使い方を、意図的に脳に [別の使い方を書き換え] ようというのが「体幹操作」なのです。

しかし、中には希にこれら一般的な [身体の使い方] とは違った体幹を使っている 人たちがいます。 それは「一流のアスリートや限られたプロのスポーツ選手、武術家」の中に見ることができます。

では、一般的な身体の使い方とはどう違うというのでしょうか? それを一言で 言い表せば、基本的な体幹操作法にその違いがあると言えます。

  野生の動物が獲物を追って疾走する姿こそ・・体幹の使い方です。



ちょっと想像してみて下さい。野生のチーターや豹が獲物を追ってサバンナを疾走している姿を、前脚も後ろ脚も それほど太くもないのに体幹を波打たせながらすごいスピードで獲物を追って走っています。


なぜ、 [彼らはあんなに速く走れるのでしょうか?] その野生の動物が全力で走っている ときの「体幹」を見て下さい。体幹はどう動いていますか? 大きく波打っていないでしょうか。

そ体幹が大きく波打つことで、人で言えば「腸腰筋」などの体幹内部のインナーマッスルを主体にしてフルに 使って走っているというわけです。

人間で言えば体幹>の [骨盤部(臍下丹田)と胸郭部(中丹田)を5つの腰椎をジョイント] にして、 前後に波打たせて走っているという訳なんです。

最近、引退を表明している人類史上最速のスプリンター「ウサイン・ボルト」の走りをテレビで観た人も多いと 思いますが、何か他の選手と違う点を感じませんでしたか?

彼は、特に巡航速度に乗るまでは、 [体幹を前後に波打たせ] ながら走っていますよね。 [腸腰筋と云われるインナーマッスルをフルに活用] して走っているのです。

MRIで彼の腹部を見てみると、 [腸腰筋が腹部一杯] に張り出していて、まるで内臓が収まる スペースが無いくらいの腸腰筋の大きさが解ります。

一般的な手足の筋肉エンジンから発動させる部分的な使い方ではなく、要するに体幹をエンジンとして発動させて、 そこから実際に使う手足にムチのように連動させている訳なんです。

まだ、他にも上達に応じて、 [地球の重力や抗力] などに沿うために身体を作り上げると いうこともやって行きますが、先ずはこの「体幹の使い方」を習得しなければ、それらの重力や抗力に沿う身体 を作り上げることは不可能だという訳です。


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