・あなたは呼吸に関してどの程度までご存知でしょうか。
・あなたは呼吸とメンタルの関係について、どこまで知っていますか。
・あなたは呼吸とスポーツの関係、運動能力などに及ぼす影響をご存知でしたか。
あなたが得られる三つの呼吸効果
・新しい呼吸を取得し精密な身体動作で得意スポーツを制覇する。
・新しい呼吸を取得し集中力などの精神面の強化で出来る人に変身。
・新しい呼吸を取得し自律神経を整え基礎代謝を上げスリム体質へ。
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もし、あなたが今までに呼吸と健康に関して興味を持っていたとしたら。
もし、あなたがこれまでに出来るものなら自分自身を変えたいと思ったことがあるなら。
もし、あなたが今までスポーツや武道の頂点を目指していたことがあるなら。
これから読む内容は、あなたが今まで見た中で最も強力な情報になるはずです。
ただ呼吸を加えるだけ。
あなたが取り組んでいるテニスやゴルフなど何かのスポーツに息を吹き込むだけ。
あなたが行っているストレッチなどの健康法にちょっとだけ呼吸を加えるだけ。
あなたが頑張っている資格試験などの勉強や学習に呼吸を少しプラスするだけ。
この「体幹操作法」の教材は、
一言でいえば、「呼吸と意識と行動」をジョイントするスキルを教えています。
もう少し詳しく言うと、
体軸に沿って息を吸い息を吐く、軸を呼吸でなぞって行く
呼吸で描いた図面に沿って意識や行動を精密化していくトレーニングです。
しかし、なぜ呼吸なのか、なぜ呼吸が必要なのか、等、
なぜ呼吸によって健康やメンタル強化、スポーツの飛躍的上達が期待できるのか。
これら詳しい内容については、
これから追々解説していきますので、楽しみにしながら読み進めて下さい。
呼吸法には関心あるけど
何から始めていいか分からない人へ!
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申し遅れました。
私は中山明三(アキミツ)と申します。
長年武術の呼吸や身体操作などを研究し、
空手など武道の道場も20年以上経営し指導をしてきました。
それと同時に、整体治療院を経営し痛みへの治療の他、
身体の使い方や呼吸法なども指導し、
一般の方やアスリートなどの身体動作、
また、心身の健康をサポートして参りました。
そんな中にあって私は
呼吸の重要性に気付き「呼吸と意識」に関する研究をはじめ、
そして失敗の連続で挫折を伴いながら、
時には仲間に助けられながら、
18年余りの奮闘の末、何とか「呼吸と意識」を融合した体幹操作法を開発しました。
特に、集中力や想像力が格段に上がることと、
体軸を意識するトレーニングによって体の軸が鮮明になることで、
運動能力や身体能力も飛躍的に高まることを発見しました。
あなたが身体トレーニングだけを頑張ったとしても、
取り組んでいるスポーツも、中々上達している実感がしない。、
もしかしたら、そんな経験をお持ちなのかも知れません。
呼吸で意識(イメージ)を鮮明にし、
その鮮明に強化された意識で、身体を導いていくというイメージです。
明確な意識でくっきりと線を引いて、
その線上を身体がなぞって行くという動作イメージです。
つまり、太字で引いた線の上を、
身体がなぞって進んで行くだけで
イメージ通りの身体動作ができるというトレーニング法です。
ここで実験をしますので、
あなたも一度試してみて下さい。
相手と向き合って立ち、
相手の胸あたりに自分の片手を素早くタッチしてみて下さい。
どうですか、相手に簡単に手を払われませんでしたか?
では次に、
あなたの手と相手の胸(タッチしたい部分)に
イメージで線を引いた後すぐに実際に相手にタッチしてみて下さい。
どうでしたか?
相手があなたの手を払いのける前に
相手の胸にタッチできたのではないでしょうか。
これが意識で身体を導くという基本原理になります。
きっとあなたも、
このようなトレーニング法があるのだったら興味がありますよね。
そのために、この訓練では
意識(イメージ)を明確にし強化するためのトレーニングを
基本的な訓練として呼吸を使うという訳です。
呼吸は無駄な緊張を取り除いて、
集中度を高めたり想像力を高めることができます。
この動画は武術の基本稽古の一例ですが、
突き詰めてトレーニングすれば、こんなことも可能になります。
あなたも私もすべての人が無意識ではありますが、
一日の中で約2万回もの呼吸を行っていると云われています。
ですが、
これだけの呼吸をしているのにも関らず、
どの位の人が自分の呼吸を意識しコントロールできているでしょうか。
一般的な人の呼吸も、もちろんあなたの呼吸も同様に、
無意識に浅くて短い呼吸になっているのが実情で
心身に好影響を与える正しい呼吸にはなっていないのです。
なぜなら子供のころから、
自然に則した正しい呼吸を教えてくれる大人がいたでしょうか。
生きるための必要最低限の呼吸は、
ほぼすべての人が本能的にできるようになっているのですが。
しかし、その日常の呼吸の仕方によっては、
病弱で命を縮めている人や、逆に健康的で毎日を楽しんで生きている人、
このように二つに分かれてしまうこともあるかも知れないのです。
それはどういうことでしょうか。
実は肺の浅い部分だけしかガス交換されていない人と
肺胞といわれる奥深い細胞にまで酸素が届く呼吸をしている人
知らずとはいえ、それぞれの呼吸が寿命の長短にも影響している可能性もあります。
浅い呼吸の人は、
肺の深い部分まで新鮮な酸素と交換されていないために、
その肺の奥の方は二酸化炭素で澱んだままの状態になっているのです。
科学的エビデンスは定かではないにしろ、
命の長さは呼吸の数と比例するとも云われます。
それほど無意識に行っている私たちの呼吸は最重要なのです。
現代のストレス時代に生きている(環境問題)など、
私たちの生活環境や生活習慣などを見直すことも大事ですが、
健康に生きるということ一つを取っても、
まずは一日2万回の呼吸を少し変えることの方が大事ではないでしょうか。
しかも、意志さえあれば自分一人でもできますし、
何も準備する道具も設備もいりません。
一人になれる時間さえ確保できれば、
場所も選ばず服装も選びませんからね。
呼吸法と言えば、
酸素をより多く取り入れることが重要だと
誤解している人も多いのですが、
水も飲み過ぎてもいけないし、
食事も食べ過ぎてもよくないように、
呼吸(酸素)もただ量を多く取ればいいという
問題ではなく量より質が大事だということです。
量を取るために息を吸い過ぎる、
多くを取り込もうとすること自体が不自然で、
自然に合致しないものや欲張ってたくさん得ようとすること自体が
(過ぎたるは及ばざるがごとし)なのですね。
あなたは酸素不足を補うことが呼吸法だと思っていませんか?
酸素不足の状態も、酸素過剰の状態も、
どちらも身体には良くないということです。
健康で生きるためには、
呼吸のバランスを的確に保つことがベストです。
身体面だけではなく、
精神面においても呼吸の量ではなく深さが重要なのです。
つまり、呼吸は多く取り込めばいいという問題ではなく、
しかし少なすぎてもダメだということです。
あなたの呼吸は適切に
酸素を全身に行き届かせていますか?
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「長〜い息」が長生きの語源だと言われますが、
この長い息も酸素をより多く量を取り込むということではなく、
肺胞といわれる深い部分の細胞にまで酸素を送り届けるという意味です。
一般的に多くの人が無意識に行っている短い呼吸は、
気管支から肺の浅い部分までしか届いていません。
つまり、
一日に2万回の呼吸を行っていても、
実は肺の浅い部分の「ガスの入れ替え作業」しか行われていないのです。
そのため脳が酸素不足と判断すると、
あくびをさせて酸素不足を補おうとします。
実は「あくび」は脳の自己防衛能力の一つで
酸素欠乏を防ぐための防御機能です。
勉強中や本を読んでいるときなど、
頻繁にあくびが出る人は、
もしかしたら日常的に呼吸が浅く
酸素が肺胞まで行き届いていないのかも知れませんね。
思い当たる方は、今の呼吸を改め呼吸の仕方を
少し変える必要があるかと思います。
適正な呼吸に改めるといっても、
多くの方が何が適正か、どう改めればいいのかを知りません。
脳や肺胞の酸素不足だけに限らず、
酸素の摂りすぎも身体に害を及ぼしますので、
ここでは適度な呼吸、適正な酸素量の摂取が重要です。
呼吸の長さや短さは酸素の量ではなく、
酸素が行き渡る深さと理解して下さい。
ここでは少し
「酸素中毒」について触れておきます。
「酸素中毒」とは、
酸素過剰が生体の解毒機能を超えて有害な作用をきたした状態。
だといえます。
それで正しい呼吸とは、
ということで、これから少し解説していきます。
呼吸の形には様々な型があり、
どれが一番正しいとは言い切れませんが、
それぞれの目的に応じた利点があると思います。
ここで解説しているのは主に「体幹操作法」の基本の呼吸で
トレーニング全体の主軸になっている呼吸です。
この呼吸は昔から言われている「丹田呼吸」を基にして開発した呼吸です。
もしあなたが得意分野で
頂点を目指すなら呼吸を味方に付けろ!
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丹田呼吸は、
武術で云う「肚を練る」目的であったり、
現在では下腹部に集中することから健康的にも優れた呼吸法です。
呼吸の流れは、
鼻からの吸気で下丹田(下腹部)一杯に吸い込み、
骨盤内部に球体を作り、その球体をイメージで実感し、
口から呼気で外部へと吐いてしまいます。
その際、細く吸い長く吐くのと同時に、
吸う音吐く音を意識してみます。
鼻からスーという吸う音、
口からハーという吐く音を意識すると、
自然な形で下腹に腹圧が加わりますので
「肚を練る」「不動心を作る」という鍛錬も同時にできる訳です。
最初は呼吸の仕方や意識の置き方など、
覚えることも少々ありますが、
一旦覚えてしまえば、反復していくだけになります。
何事もすべては反復だと云われますが、
今日は「縦軸の呼吸」明日は「前後軸の呼吸」
その次の日は「水平軸の呼吸」など基本の三軸に
分けて行うこともできます。
その他にも「集中の呼吸」や「拡大の呼吸」など、
いくつかの呼吸がありますが、
先ずは基本の呼吸である「三軸の呼吸」を覚えます。
如何でしょうか?
人体(健康)への呼吸の重要性、
呼吸の仕方次第で集中力などのメンタル(内面)が強化され、
その強化された内面に描く映像が鮮明になって、
それが精密で正確な身体動作につながって行くという訳です。
もう「呼吸と意識」が
繋がって行くことの意味の重要性はお解りだと思います。
昔から「心技体」と云われる意味も、
この互いの繋がりを強くすることにも意味があるのではないでしょうか。
あなたが取り組んでいる分野はもちろん
「呼吸と意識」「意識と身体」をバラバラに使うのではなく
融合させることで生活にも人生全般でもあなたに変化をもたらすのです。
次からは、
あなたが自分の呼吸をほんの少し変えた後、
どんな世界が待っているのか、どんな力を得ているのか、
どういう人生を生きているのか、これらをちょっと覗いてみることにしましょう。
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